透析中の患者さんが風邪で内科内科に受診し、トラネキサム酸750mg/分3の処方箋を持参しました・・・
トラネキサム酸は腎排泄型の薬剤のため、腎不全患者には慎重投与となっています。
また、重大な副作用の項目には、
痙攣:人工透析患者において痙攣があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
と記されています。
念のため、透析の主治医に疑義紹介をかけてみると、やはり過量投与との判断で、250mg/分1に減量の指示を受けました。
もちろん、そのことを内科医にも報告し、処方を訂正してもらいました。
トラネキサム酸は、透析性のある薬剤ですので、透析後に250~500mgを投与するのが一般的のようです。
今回は、痙攣の副作用というリスクを回避するために減量となりましたが、逆に腹膜透析患者の場合、トラネキサム酸を間欠投与することで除水率あげるといった有益報告もあるようです。
参考サイト:日本透析医学会
トラネキサム酸は歯磨き粉やOTC、美白成分としてなど幅広く使われている成分ですが、やはり薬である以上、注意が必要ですね。
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